入門:徹底しないアウトドア

2005.01.10

『徹底しないアウトドア』~不要なこだわりを捨てアウトドアを楽しもう!

圧力鍋でキャンプ料理

<目次>

1.『徹底しないアウトドア』とは
(1)「らしさ」を求めすぎて「楽しい時間」を奪われていないか
(2)こだわりを捨て「らしい」と「らしくない」を組み合わせよう
2.「時間をかけて楽しみたいこと」と「犠牲にしてもいいこと」
(1)バーベキューかコンビニ弁当か … 【食】
(2)それでもバーベキューは捨てがたい … 【食】
(3)魅力的なテント生活 … 【住】
(4)テントかバンガローか … 【住】
3.「雰囲気」 を求め過ぎて時間をむだにしていないか
(1)雰囲気を壊す携帯電話
(2)電波は時間を節約し安心を生む

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2004.08.08

その3-(2)電波は時間を節約し安心を生む

海釣りは「開放的な釣り」というイメージを私は持っています。比較的安全で、友人や家族と一緒にわいわいと楽しめる釣りです。

それに対して、渓流釣りの魅力の1つは、海釣りとは対照的な「静かな雰囲気」にあると思います。渓流釣りは、先に人が釣ったポイントではほとんど釣れません。誰も入っていない川を選んで、1人で釣り歩きます。

私は妻と2人で釣りに行くことがほとんどです。
釣り場に着くと、1人が上流で1人が下流に向かいます。あとは静かに釣りを楽しみます。水の流れる音にまじって鳥が飛び立つ音が聞こえ、ときにはエゾリスに出会うこともあります。自然との一体感を感じるひとときです。釣果が良ければ言うことはないのですが、たとえ釣れなくても沢を歩くだけで充分楽しむことができます。

このように、渓流釣りは単独釣行なので、多かれ少なかれ危険が伴います。
北海道の渓流で「熊が出た」と報道されることは珍しくないですし、あやまって水没したり、岩場で足を滑らせてケガをする可能性もあります。
基本的な知識を持ち無茶さえしなければ、危ない目に遭うことは滅多にありません。しかし、やはり周りに誰もいないと不安になります。

いつも妻と私は1つずつトランシーバーを持って入釣します。
静寂を楽しむ渓流釣りの雰囲気にはあまり似つかわしくありませんが、耳にヘッドセット(イヤホン+マイク)をつけたまま釣りをします。おかげで、いつでも連絡が取れるという安心感を得ることができました。
幸い、今までトランシーバーを緊急で使用したことは一度もありません。

普段トランシーバーは、釣れた魚の速報とお互いの位置確認に使われます。「釣れないからポイントを変えよう」といった類の連絡も、わざわざさかのぼって知らせに行く必要がなくなりました。

トランシーバーを使うことで、貴重な釣りの時間を安心して効率よく過ごすことができるようになりました。(終)

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その3-(1)雰囲気を壊す携帯電話

のんびりと自然の中で過ごして身も心もリラックスするには、キャンプ場での雰囲気はとても大切です。

周りの迷惑を考えず、ラジカセをガンガンならすキャンパーは雰囲気をぶちこわしにします。それが夜であればなおさら迷惑です。大抵そういう人達はべろべろに酔っぱらっています。注意でもしようものなら反対にからまれそうで、どうにも手がつけられません。

そこまでひどいのは論外としても、ちょっとしたことで雰囲気が壊れてしまう例は他にもあります。

携帯電話もその一つです。

自分のサイトの近くで電話の着信音を聞くと、現実に引き戻されがっかりしてしまいます。たまに気をつかって(?)テントの中に入って会話をする人を見かけますが、大きな声は薄い布を筒抜けであまり意味はありません。

キャンプ場では少なくとも、着信音を鳴らないようにして小声で会話をして欲しい、と常々思っています。

というわけで、私はキャンプ場への携帯電話持ち込みにはどちらかと言えば反対派でした。

ところが、最近考え方が少し変わってきました。

その理由の1つ目は、「結局、携帯電話そのものが悪いわけではなく、持ち主のマナーやエチケットの問題だ」ということに、遅まきながら気付いたことです。

そしてもう1つの理由は、アウトドアで積極的に活用できる機能が、携帯電話に備わったことです。

「iモード」を使えば、知りたい地元の情報を簡単に得ることができます
釣具店や居酒屋など、これまでは地元の人に尋ねてまわっていたことを、好きなときに短時間で調べることができます。ラジオでしか得られなかった天気の情報をいつでも知ることができるので、翌日の予定も立てやすくなります。いざというときには本来の電話として使用できるので、安心も持ち歩けます

マナーさえ守れば、これほど便利な「アウトドアグッズ」はありません。

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その2-(4)テントかバンガローか … 【住】

テント生活の2つ目の弱点は、設置や撤収にどうしても時間がかかるということです。使い慣れたテントでも、外回りの設営まで入れるとどうしても30分はかかってしまいます。

そこでバンガローを利用してみましょう。
費用はテントよりかかりますが、バンガロー代を払って釣りの時間を買うのです。

それに、バンガローにはテントにはない独自のメリットがあります。それは「荷物を大幅に減らせる」ということです。

例えば、イスやテーブルです。バンガローにはたいていこれらの設備が整っています。荷物を減らせるということは、イコールそれらのものを準備する時間も節約できるということです。

また、コンセントが使えることで、ガスバーナーや炭火コンロを持っていく必要がなくなります。アウトドアらしくありませんが、手間がかからないホットプレートを使うことができます。その気になれば炊飯器を持ち込むことも可能です。

金銭的に余裕があるなら、いっそのこと旅館を利用するという大胆な手もあります。

「おいおい、そんなのアウトドアじゃないだろう」と言われれば確かにそうですが、それでも別にいいのです。昼はアウトドア、夜はインドアのパートタイム・アウトドアです。割り切って考えましょう。

旅館を利用することには、テントでの生活にはないメリットがいくつかあります。

1つは、食事の支度をする必要がないということ。
調理をする手間や弁当を買う時間が節約できます。料理の美味しい旅館であれば言うことはありません。

もう1つは、しっかり寝られるということです。
布団で寝られるというのは、テント生活にはない大きなメリットです。お金を払ってぐっすり寝た分だけ、明日のアウトドア生活が充実するはずです。

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その2-(3)魅力的なテント生活 … 【住】

私はテント生活が好きです。

テントで寝ると「自然の音」を楽しむことができます。夜中にガサガサ音がしたりすると、ちょっと恐くてドキドキします。布一枚隔てて、空気の塊が通りすぎていくのがわかります。
自然との一体感を楽しみたい人は、是非テントに泊まるべきです。
 
しかし、テント生活には2つの弱点があります。

1つは「よく眠れない」という点です。
睡眠の量と質を確保することは、翌日の活動を楽しむためにとても重要なことです。睡眠不足はアウトドアを楽しむ上では致命的なことです。

この「よく眠れない」という弱点は、工夫すれば何とか克服することができます。

まずしっかりテントサイトを選ぶことです。サイトが傾斜していると肩がこるし、体がずれて寝るどころではありません。

騒音、例えば「酔っぱらいの声」や「ラジカセの音」、から遠いサイトを選ぶことも重要です(そんなキャンプ場を選んでいる時点で、すでに大失敗ではありますが…)。
ある程度の騒音には、コンビニなどで売っている耳栓は強い味方です。

明るすぎる電灯の下も避けたいものです。どうしてもそこしか空いていないときには、旅行用のアイマスクが便利です。

寝具は「ふかふかの布団で寝る」ことが理想ですが、テントではそうもいきません。

愛用の枕だけなら簡単に持ち込むことができます。
私は、愛用の枕と同じ素材で多少コンパクトな、テンピュールの「トラベルピロー」をいつも持っていきます。

シュラフの寝心地を改善するには、サーマレストのエアマットが効果抜群です。
砂利等で地面の状態がよくない場合や、地面から熱を奪われてしまうような寒い時期のキャンプに、特に威力を発揮します。

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その2-(2)それでもバーベキューは捨てがたい … 【食】

私がいつもキャンプの食事で手を抜いているかというと、そうではありません。

例えばバーベキューは、釣りの次に楽しみにしているイベントです。炭火で焼いた焼き鳥はこたえられないうまさです。
時間をかけて火をおこすだけの価値があります。

アウトドアであれこれ調理を楽しむ場合、是非活用して欲しいのが圧力鍋です。
家庭用のものであれば、キャンプ専用の鍋セットよりかなり安い値段で売られています。オートキャンプなら重さや大きさは、さほど気になりません。

前述したように、米は10分あればおいしく炊けますし、カレーやポトフは材料を入れてから15分でできあがります。本物の手作り料理を楽しむことができる上に、手間がかからずガスの節約にもなります。「手間のかからない本物」です。

本物を楽しみながら時間を生み出すことができるのが、圧力鍋のメリットです。

圧力鍋に限らず、アウトドアっぽい雰囲気はいまいちですが、家庭用の調理器具を積極的に使うことをすすめます。
大きさや重さにこだわりすぎて使いやすさを犠牲にしたアウトドア専用の道具より、家庭用の重いまな板や大きいざるのほうが手早く調理ができます。

もちろん、優れたアウトドア専用品もたくさんありますが。

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その2-(1)バーベキューかコンビニ弁当か … 【食】

アウトドア生活の基本は【衣】【食】【住】、そして【遊】です。

時間には限りがありますから、4つの基本をバランスよく楽しむことが大切です。バランスをとるときの判断基準は、自分が最も時間をかけて楽しみたいことは何かです。

私のアウトドア生活を例にしてお話ししましょう。

私のキャンプは、前にも書いたように「釣り」が中心です。【衣】【食】【住】【遊】でいうと、【遊】が中心のキャンプがほとんどです。当然、釣りには専用の装備が必要ですから、【衣】もおろそかにはできません。
言い換えれば、【食】や【住】はそれほど重視せずに、今まではキャンプをしてきました。

釣り人にとっては早朝が最も貴重な時間帯です。
朝せっかく早く起きたのに、朝食で時間を費やすなどというもったいないことはできません。ゆとりのあるキャンプは別として、2泊程度のキャンプでは、私の朝食はほとんどがコンビニおにぎりとウイダーインゼリーです。釣り場へ移動中の車内で食べます。

「充実した釣り」のために「のんびりとした楽しい朝食」を捨てることを選んだのです。
 
同じことが夕食にも言えます。
「いつでも爆釣」の道東キャンプなら、午前中で釣りをやめて、午後はのんびり燻製作りという過ごし方も考えられます。しかし、道央での日常の釣りはそんなにうまくはいきません。普通は、日が沈み始めてから暗くなるまでの時間帯は、釣り人にとっては最後のチャンスです。勝負をかけようというときに、夕食の準備のことを考えている余裕はありません。

そんなときの夕食は、バーベキューを捨て、「インスタント食品」「コンビニ弁当」「外食」の三択になります。  

最近のレトルトカレーは馬鹿にできないうまさです。米は圧力鍋で炊きましょう。
蒸らしを入れても10分前後あればつやつやに炊けます。

コンビニ弁当は、レンジで温めてもらえば火をおこす手間が省けます。市場で安くて新鮮な刺身を買う、という手もあります。

魅力的な居酒屋が近くにあるなら、外食を考えてみるのもいいでしょう。
地元の人が通うような店であれば、比較的安くおいしい物を食べることができます。
 
夕食が早くすんだら、ゆっくり温泉にはいっても21:00には就寝できます。
手間のかからない夕食は、翌日の釣りのためでもあるのです。

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その1-(2)こだわりを捨て「らしい」と「らしくない」を組み合わせよう

そこで、私はある日のキャンプで
バンガローに泊まって、夕食はレトルトカレー、朝はコンビニ弁当iモードを携帯する」ことにしました。

何となくアウトドアの理想的なイメージとは違います。「アウトドアらしく」ありません。キャンプの達人には邪道と言われそうです。

しかし、このキャンプで「釣りをしたいのにできない」という私の悩みは、一気に解消しました。バーベキューも楽しいテント生活もできませんでしたが、釣りにはたっぷりと時間を使うことができました

自分が本当に楽しみたいことのために、持ち物や宿泊場所を決めるのが自然です。当たり前のことですが、ことアウトドアに関しては忘れがちなことでもあります。

特に、用具を一式買いそろえてキャンプに行く「形から入るタイプの人」が陥りやすいのです。
私がそうでした。無理をして「アウトドア」をしようとしていたのです。

少しだけこだわりを捨て、「らしい」と「らしくない」を適度に組み合わせてみましょう。無理に「アウトドアっぽさ」で一貫することはありません

それが私の考える『徹底しないアウトドア』です。  

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その1-(1) 「らしさ」を求めすぎて「楽しい時間」を奪われていないか

アウトドアで過ごす時間は本当に楽しいですね。

盛りだくさんのイベントを用意して、いつの間にか時間が過ぎ去ってしまうこともしばしばです。そんなときには「あれもこれもしたかった」と後悔ばかりが残ってしまいます。キャンプ場でもやはり1日は24時間なのです。

時間には限りがあるのですから、「楽しい時間」を増やすための方法は1つしかありません。それは楽しいこと以外に使う時間を減らすことです。

皆さんはアウトドアの時間の過ごし方に、こだわりを持っていますか。

  「せっかくのキャンプなんだから、食事はバーベキューじゃなきゃ」
  「キャンプはテント生活が当たり前。バンガローなんて楽しめないよ」
  「自然を楽しむのに携帯電話なんか持っていく必要ない」

どれも、うなずけることばかりです。

一方、皆さんは(特に釣り好きの方は)こんな経験をしたことはありませんか。

  「もっと釣りをしたかったけど、夕食の準備があるから早めに納竿しよう」
  「朝食の支度やテントの撤収があるから、早朝の釣りはあきらめるか…」
  「キャンプ場の近くに釣具屋はあるかな。餌がきれちゃった」

似たようなことを、私はよく経験します。

私は「釣りをするためにキャンプをする」ことがほとんどです。ところが、「キャンプをしているがために釣りができない」という矛盾した状況に陥ることがよくあるのです。

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