入門:わかさぎ釣りのすすめ

2005.01.10

『わかさぎ釣りのすすめ』~わかさぎ釣りの魅力とテクニック!

阿寒湖のわかさぎ釣り

<目次>

1.わかさぎ釣りの魅力
(1)冬でも楽しめる手軽な釣り
(2)初心者の不安解消
2.わかさぎ釣りの道具
(1)必需品…竿
(2)必需品…竿以外
(3)服装
(4)便利グッズ
3.わかさぎ釣りのコツ
(1)時間帯とポイント
(2)テクニック…エサの付け方
(3)テクニック…竿の操作

詳細ページ:http://hokkaido.life.coocan.jp/beginner4.htm

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2004.08.09

その3-(3)テクニック(竿の操作)

前ページを読んで気付かれたと思いますが、実はわかさぎ釣りはとても忙しい釣りです。「のんびりと糸を垂らして、あとは待つだけ」というイメージは捨ててください。どれだけ忙しいか、エサをつけた後の一連の動きを、手順を追って説明していきます。

まず、エサを付けた仕掛けを穴に投入します。始めの2~3回はタナ(魚の群れがいる深さ)を探ります

湖底まで仕掛けをおろしたら、アタリがあるまで数分ごとに仕掛けを上げていきます。5分待ってアタリがなければ30cm上げて、また5分たったら上げて、というようなことを繰り返します。これを数セット繰り返すうちに、魚がどの辺の深さ(タナ)を泳いでいるのか、何となく分かってきます。

タナが分かったら、本格的に釣り始めます。狙ったタナに仕掛けを降ろし、竿を動かしてわかさぎを「誘い」ます

じっと待っていても、良い釣果はまず期待できません。10~50cmくらいの幅で仕掛けを上下左右に揺らし、魚の食い気を誘うのです。
そして、ときおり仕掛けを「ぴたっ」と静止させましょう。エキスを振りまきながら漂うエサの動きが止まった瞬間、わかさぎは思わず食らいつきます。仕掛けを止める時間は3~10秒程度で良いと思います。
試行錯誤を繰り返し、良く釣れる「誘いの幅とリズム」を見つけてください。

竿の穂先が「ぶるるっ」と震えてアタリがきたら、10~50cmほど竿をしゃくり上げてアワセ(さかなにハリを引っかけること)ます

アワセをしないと、魚はハリをつつくだけで口にはかかりません。時間がたてば逃げてしまいます。神経を集中して微妙なアタリを見逃さず、ぶるっと来たら素早くアワセましょう。 この「アタリ→アワセ」の一連の操作が、わかさぎ釣りで最も神経を使い、それだけに最も面白い局面です。
信じられない話ですが、プロ級の腕前になると「穂先が震える直前」にアワセられる、と聞いたことがあります。糸の動きと水面の変化で、魚がハリをつっつく寸前に気配を感じることができるそうです。まさに神業ですね。

私が持つ「アワセ」のイメージは、ハリスに近づいたわかさぎの「群れ全体」にハリをひっかける、という感覚です。エサをつっついた魚だけを「狙い撃ち」、というイメージは持っていません。
言い方を変えると、「近くの魚のどれかに引っかかればいいや」という感じです。だから、ハリが必ずしも口にかからなくても良いと思っています(口以外の体側や尾びれ等にかかることをスレといいます)。ベテランの皆様には邪道と言われそうですが、スレでもOKと私は考えています。

さて、アワセた後も穂先や道糸がぶるぶるしていれば、ハリに魚がかかっています。道糸を手繰(たぐ)って仕掛けを上げましょう。

たぐり方は、初心者なら糸がからまなければどんな方法でも良いと思います。かたわらに竿を置いてから、両手を使って50cm位ずつ穴から引き出していけばよいでしょう。リールの場合は、ただひたすらグルグルと巻けばOKです。
ただ、「1匹でも多く釣りたい」と考えているならば、たぐり方も一工夫できます。ハリが水の抵抗や揺れではずれぬよう、等速直線運動でたぐるようにしてみてください。

ハリスが水面から顔を出したら、道糸とからまないようにして魚をはずします。

ところで、仕掛けにはハリがたくさん付いているので、ついつい「2、3匹かかってから、まとめて魚をはずそう」と考えがちです。しかし、その考え方はかえって効率を悪くします。

 「1匹釣れたら直ちにそれをはずし」
     ↓
 「素早くエサを付け替え」
     ↓
 「短時間で次の仕掛けを投入する」

という繰り返しを1回でも多く行った方が、間違いなく釣果は上がります
たくさん釣るためには、面倒くさがらず手返しの良い釣りを心がけることです。1回に1匹釣り上げるのが基本で、「2匹以上釣れていたらラッキー」と考える方が、最終的には好釣果につながります。

タナをあれこれ探り、エサを頻繁に付け替えても釣れないような時には、そのポイントはあきらめて、とっとと別の場所に移動しましょう。「あきらめ」の良さと「フットワーク」の軽さが肝心です。

というわけで、「わかさぎ釣りはとても忙しい釣りだ」ということが、わかっていただけたでしょうか。

以上で私のできるアドバイスは終了です。
残念ながらわかさぎ釣りの奥の深さまでは、未熟な私には紹介しきれません。皆さんが初心者を脱した後、他のサイトや本を研究して是非極めてください。(終)

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その3-(2)テクニック(エサの付け方)

次は、技術的なことについてお話をします。

まず、エサについてです。
サシやラビット等、エサとなる虫は数種類ありますが、よく釣れるエサはポイントによって違います。常連さんに聞くか、何種類か用意してその場で試してみましょう。食いが渋い時には、アカムシが良いようです。

わかさぎ釣りマニアは、「サシにチーズを食べさせてエサに使う」と聞いたことがあります。チーズのニオイが魚にアピールするらしいのです。なんとなくチーズフォンデュを連想しますね。「ちょっと美味いかも…」と人間の私でもつい思ってしまいます。

さて、釣果を左右するのは「エサの種類」より、実は「エサの付け方」です。
私ができるアドバイスは

 (1)エサは頻繁に付け替えること
 (2)エサは2つに切断すること

という2つです。

(1)エサは頻繁に付け替えましょう。
新鮮で生きがいいエサほど釣果は上がります。ハリにまだエサが付いているからといって長時間そのままにしておくのは、釣りを放棄しているのと同じです。30分に1回はすべて付け替えましょう。このとき、針先は必ず出すようにしてください。
私の場合、釣れたハリスのエサは必ず交換し、釣れなくても20~30分に1回は全部つけ直します。アカムシは、時間が経過して白っぽくなった時が、付け替えの目安です

エサ付けは寒い時ほどおっくうな作業です。手がかじかんで、あの小さなハリに思うようにつけられません。
達人になると、針先以外を全て隠すようにして丁寧にサシをつけるそうです。そんなことを20分ごとにしていたらイライラして頭が爆発しそうになるので、私はアバウトに「チョンがけ」です。ハリの通し方より、頻繁に付け替えるほうが大切だと思っているからです。
専用のエサ入れを使うと、エサがつまみやすくなり便利です。

(2)エサは2つに切断しましょう。
つまり、エサ(サシ)の体液で魚を誘って食わせようという作戦です。
ハリにサシをチョンがけしたら、仕掛け用の小バサミでチョン、チョンと胴体を切断していきます。
残酷な話ですがこれが効果絶大。水中にサシのエキスが流れ出し、誘われたわかさぎがたまらずエサに食いつくというわけです(…おそらく…。イメージです)。

当然、エサの持ちは悪くなるので、切断しない時よりさらに頻繁にエサを付け替える必要があります。

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その3-(1)時間帯とポイント

この章では、釣果に差がつく「ちょっとしたコツ」を紹介することにします。
経験のある人なら知っていて当たり前のことばかりですが、初心者には参考になるはずです。

まず、良く釣れる時間帯についてです。

一般的な釣りがそうであるように、わかさぎも早朝と夕方が良く釣れます。いわゆるまずめ(夜明けあるいは夕暮れの薄明るい状態のこと)の時間帯を狙いましょう。
夕まずめよりは朝まずめの方が、釣れるように感じます。私の思いこみかもしれませんが、朝の10時を過ぎる頃になると、不思議とアタリがこなくなります。

次に、良く釣れるポイントについてお話しします。

当日現場では、生の情報集めが釣果を分けます。釣り場の管理人さんや常連の方々に
 「どのあたりが釣れる?」
 「タナはどのくらい?」
 「エサは何がいい?」
と、気軽に声がかけられればベストです。私を含め、釣り人は教えたがりが多いので、たいてい一を尋ねれば十の情報を得ることができます。

しかし、初心者の方々の中には「照れくさくてどうしても声がかけられない」という人がいるかもしれません。そんな人は、良く釣れるポイントの目安を知っておくと役に立つと思います。

1つ目の目安は、人が集まっている場所です。
良く釣れる場所には自然と人が集まります。釣り場についたら、まず真っ先に釣り人がたくさんいるポイントを目指しましょう。
余計なアドバイスかもしれませんが、「ファミリーがたくさん集まっているポイント」よりは、「頑固そうなおじさんが集まっているポイント」の方が、何となく有望です。

2つ目の目安は、常設テントです。
常設テントにはレンタル用と個人のものがあります。どちらも、わかさぎの良く釣れる場所に設置されているので、その近辺は良く釣れる可能性が高く、絶好のポイントです。

わかさぎは回遊魚で、1カ所にとどまらず群れをなして移動しています。
回遊コースはだいたい決まっていて、当然コース上で釣りをすれば入れ食いになります。常設テントは、たいていその回遊コース上に設置されているのです。

3つ目の目安は、周りの人の釣果です。
回遊コースは日によって微妙にずれます。失礼の無いよう、近隣の方々の背中越しに釣れた魚の数を調べ、良く釣れている人のできるだけ近くで釣るようにしましょう。

ベテランの釣り師は、湖岸の樹木の生え方等を見れば、湖底の様子や回遊コースが手に取るように分かるそうです。このレベルになると、他人に頼らず自らポイントを探すことができるのでしょうね。

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2004.08.08

その2-(4)便利グッズ

必需品というほどではないけれど、わかさぎ釣りをより快適にできるグッズや、釣果に差が出る用具がたくさんあります。そんな便利グッズをいくつか紹介します。

まずは風よけ。人間用ではなく「竿用」です。
穂先の微妙なアタリを見逃すことがないように、風による振動を防ぎます。専用品を売っているのは見たことがないので、自作か間に合わせのものを使います。
氷の穴より一回り大きい筒状のもので、風に飛ばされない重さがあれば充分。 

 ・太い塩ビパイプをカットしたもの
 ・ミルク缶に穴を開けたもの
 ・アルミの天ぷらガードを二つ折りにしたもの

など、何でも良いのです。

荷物を増やしたくなければ、穴の周りに雪を盛るだけで「即席の風よけ」になります。それに、風上を背にして釣れば、身体である程度風は防げます。

いずれにしろ、あまりに風が強い日は、どんなに頑張っても釣りになりません。無駄な抵抗はせずにさっさと撤収しましょう。

氷の上では、防寒靴を履いていても靴底からしんしんと冷えてきます。そんなときには、くつの下に風呂マットや発泡スチロール板を敷きましょう。
そういえば、お風呂マットに氷と同じ大きさの穴を開けて、直接座って釣る人を見かけたことがあります。なるほど、それならイスがいりませんね。

炭火コンロを用意すれば、夢のように暖かい釣りを楽しむことができます。
しかし、私は最近ほとんどその手のものを持って行きません。

 ・早朝の最も釣れる時間帯に、火をおこすのがもったいない
 ・荷物が多くなり、移動や撤収が面倒くさい
 ・火をおこすこと自体が煩わしい

というのが理由です。

同行者に「俺が炭火をおこしてやるよ」という仲間がいたなら、ことわる理由はありません。有難く暖をとらせて頂きます。湯を沸かしたり焼き肉をしたり、あればあったで色々活用できます。

温かい食べ物や飲み物を持って行くと、身体を内側から暖めることができます。
コンロがなくても熱湯をポットで持って行けば、カップラーメンやスープ、コーヒー等が楽しめます。
車を運転しないなら、ワンタッチで熱燗になる日本酒も重宝します。ただし、トイレが近くにない場合、水分補給は(特に女性は)ほどほどに…。

わかさぎ用テントは、冷たい風が避けられるのでかなり快適です。
最近はワンタッチで設置・収納ができるテントが安く売られ、風にもだいぶ強くなりました。
私の持っているわかさぎテントは強風に弱くて、風のない日にしか立てられません。「必要な時に使えない」という、ちょっとしたジレンマに陥っています。

有料の釣り場なら、常設テント(小屋)をレンタルしている所があります。良く釣れるポイントに設置してあることが多いので、金を払ってでも借りる価値はあります。

テント内での炭火の使用には、くれぐれも気をつけましょう。一酸化炭素中毒になるので、「出入口全開」が鉄則です。

テントなどの大きな道具を車からポイントまで持ち運ぶには、ソリが便利です。ホームセンターなどで扱っている、一般用のプラスチック製のものでよいでしょう。…って、本州でも売っているのでしょうか?北海道ならスーパーでも置いてありますが…。

寄せエサ(まきエサ)については、釣果の点からも否定的な意見が多いように思います。
私も、わかさぎ釣りを始めたばかりの頃、おまじないのように寄せエサをまいていた時期がありました。しかし、それで釣果がグンと上がったことは実感したことがありません。
「かえって魚を散らすよ」とか「効果はともかく湖を汚す」等という話を周りから聞かされると、金を払ってまでまき餌をすることがむなしく思えてきます。最近はどちらかといえば寄せエサの使用に消極的です。

マニアの方々の中には魚群探知機を使う人がいるそうです。魚探については、私は全く知識を持ち合わせていません。さぞかし便利なのでしょうが。

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その2-(3)服装

さて、次は服装についてです。厳寒期の釣りだけに道具以上に重要です。

寒さと風と水濡れを防ぐことができれば、どんな服装でも良いと思います。釣り専用のウェアもありますが、わかさぎ釣りでそこまで買いそろえる必要はありません。

使用環境が一番近いのはスキーウェアです。
汚れる場合があるので、古いウェアがあればそれを使うと良いと思います。
渓流釣りをする人は、ネオプレーンのウェーダーもかなり快適です。スキーウェアと合わせて使うと、向かう所敵なし(?)の暖かさです。

スキーウェアがなければ、ジャージの上にふだん着ているセーターなどの防寒具を重ね着しましょう。一番上にレインウェアかウインドブレーカーの上下を着れば、それでOKです。
動き回る釣りではないので、身動きが取れないくらい着ぶくれしても、そんなに支障はありません。体裁を気にして寒さを我慢していたのでは、釣りそのものを楽しむことができませんから。

頭からは熱が逃げやすいので、毛糸の帽子は耳まで深くかぶりましょう。風がある時には、フードや耳あてを併せて使ってください。

足元から奪われる熱にも、気をつけなければなりません。防寒用長靴や厚手の靴下はもちろん、くつ用の使い捨てカイロは必需品です。予算に余裕があれば、「汗で発熱する素材」を使った靴下(下着もあるようです)を試してみると良いかもしれません。
先ほど書き忘れましたが、服にもカイロを貼りましょう。腰やお腹に貼っておけばかなり違います。

手袋は使用した方がもちろん良いのですが、手繰(たぐ)ったりエサの付け替え時には、あまりにごつい手袋は邪魔です。
私は指先の切れた釣り用の手袋の上に、厚手の作業用皮手袋を重ねて使っています。細かい作業をする時だけ、皮手を脱ぎます。
ホームセンターなどで売っている工事用ゴム手袋も、なかなか良いそうです。

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その2-(2)必需品(竿以外)

わかさぎ釣りに使う仕掛けは、市販のもので充分です。
ハリの大きさ(号数)は何種類か用意した方が良いでしょう。食いが渋い時(アタリはあるのに、なかなかハリにかからない時)は、小さめのハリ(1~2号)と軽めのオモリ(1~2号)を使ってみましょう。オモリの下に「下バリ」が付いたタイプが、良く釣れるようです。

慣れるまではハリの数がなるべく少ない仕掛けを選ぶことをすすめます。
人間の心理として、ハリの数が多い方がたくさん釣れるように感じるのですが、私の経験では釣れた数はハリスの数に比例しません。むしろ、ハリとハリがからむ確率が増えて、釣果は頭打ちです。

エサは、サシ(白サシ)、紅サシアカムシ等があります。
ラビットやモロコシムシというのもあるそうですが、私は使ったことがありません。どれも、イモ虫というかウジ虫のような形をしています。その手の虫が大嫌いな人は、この段階でわかさぎ釣りはあきらめるべきです。

水面に張った氷を取りのぞくおたま型の金網は必需品です。
代用品はちょっと見つかりません。湯豆腐をすくう「穴の開いたお玉」がかろうじて使えそうですが、恥ずかしいのでやめておいた方がいいと思います。

あと必需品といえば、氷の上に座るための折りたたみイスでしょうか。
その他、持参すると便利な道具(※後ページで紹介します)はいくらでもありますが、無くても何とかなるものがほとんどです。

必需品ではありませんが、氷に穴を開ける道具がないと釣りが始められません。
入漁料を取る釣り場は、たいていアイスドリルの無料レンタルがあります。レンタルがない場所では、遠慮せず隣の釣り人にお借りしましょう。買うとかなり高い(¥10,000前後)です。

ドリルで穴を開けるのは見よう見まねで何とかなります。コツは焦らず少しずつ深くすること、貫通した後にドリルを何度か上下に動かして穴を広げることです。ドリルの刃はかなり鋭いので、扱いには細心の注意を払ってください。

ところで、釣り終えた後の穴はしっかり雪で埋めるようにしましょう。小枝などをさして後から来る人が穴にはまらないようにすることは、人命に関わる最低限のルールです


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その2-(1)必需品(竿)

さて、不安が少し解消されたところで、具体的な入門に入りましょう。

まずは道具選びです。良いものを慎重に選べば、釣果アップにつながります。

一番こだわりたいのは竿(さお)です。特に穂先の感度が最重要です。

わかさぎはご存じのように小魚(5cm~13cm)です。ただでさえアタリ(魚が針をつついた瞬間の振動)が小さいうえに、冬は活性(エサに食いつく能力)が低くなります。ですから、初心者のほとんどは微妙なアタリを見逃してしまいます。
その点、感度の良い竿を使えば小さいアタリでも大きく振動し、慣れていなくてもすぐに気付くことができます。

できるだけ柔らかくて張りがある竿を選びましょう。購入する時にプルプルと振ってみたり、指で軽くしならせるとある程度わかります。感度の良い竿ほど値段は高いようです。

とは言っても、初めての人にはどの竿も同じに見えてしまうかもしれませんね。可能なら2~3種類買って試してみるのが良いでしょう。(一度に2本以上の竿で釣ることは、それはそれで釣果をあげる一つの方法です。つまり「かずうちゃあたる作戦」です)

竿を自作する人は、この穂先にかなりこだわります。
グラスファイバーやカーボン、ホスボンという素材、薄いステンレス板、鯨のひげ、レントゲンフィルムなどを使い、時間をかけて理想の穂先に加工します。自作竿で良い釣果をあげた時の喜びは、市販品の比ではないでしょう。
私は自作の経験はありません。しかし、そういう世界が嫌いではないので、数年後にはどっぷりハマっているかもしれません。

竿には「リールを使うタイプ」と「使わないタイプ(手バネ竿)」があります。
一般的には、

リールで仕掛けを上げ下げするより、道糸を手繰る(たぐる)方が手返しがよい(つまり、仕掛け投入の回数を稼げるということ。これも、かずうちゃあたる作戦)」

と言われています。私も同感です。たぐるのには慣れが必要ですが、凍りつく等トラブルが多いリールを使うより、手バネ竿の方が確実に釣果は上がります

余談ですが、実は私は「リールを使うタイプの竿」を愛用しています。理由は「金属製の小さなリールが気に入っているから」です。結局、何にこだわるかが大切なのであって、それが「釣れた匹数」であっても「気に入ったリールを使うこと」であっても、自分が満足できれば良いのです。「趣味」というのは「他人には理解しにくい事にこだわって楽しむ」ことだと思っています。

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その1-(2)初心者の不安解消

●不安1 「釣るのは意外と難しいんじゃない?」

私自身、まだ経験が浅い初級者です。だから自信を持って断言できます。わかさぎ釣りは全くの初心者でも釣れます。その日のうちに基本的な技術は覚えられます。

できれば経験者に同行しその場で教わるのがよいのでしょうが、私がそうだったように、周りの釣り人の見よう見まねで結構釣れます。とりあえず釣るだけならとても易しい釣りです。

「とりあえず」と書いたのにはわけがあります。

わかさぎ釣りは易しいわりに奥が深く、「数釣り」を極めようと思えばこだわる所は限りなくあります。3mと離れていない隣のベテランが、自分の数倍釣り上げているなんていうことは珍しくありません。
ポイント選びをはじめ、経験とテクニックで差が歴然とついてしまう釣りでもあるのです。ファンが多くて飽きがこないのは、そのためかもしれません。

ともあれ、「とりあえず釣れれば楽しい」というレベルであれば、小学生でも女性でも問題ありません。「ちょっとしたコツ」については後の章でふれるので、興味があれば探求してみてください。

●不安2 「わかさぎっていったいどこで釣れるの?」

氷上の穴釣りは、真冬に厚い氷が張る「淡水の湖沼」でする釣りです。初心者が手っ取り早くポイントを探すなら、夕刊の「釣り情報」か釣具店の「無料情報紙」,がよいでしょう。専門の「釣り新聞」を買うという手もあります。

シーズン始め(北海道は1月初旬)は、氷がしっかり張っているかどうか確かめる必要があります。新聞だけに頼らず、自分の目と足で安全を確認しましょう。

釣り場には有料(500円前後)と無料の場所があります。初めてなら有料の方が何かと便利かもしれません。

 ・わかさぎを放流をしているので釣果(釣り上げる魚の量)が安定している
 ・貸し竿・貸しテントなどが用意されている場合が多い
 ・トイレや駐車場が整備されている場合が多い

などが主な理由です。

有料の場合、入漁料は常設テントなどにいる管理人さんに払います。その時に「どのあたりで釣れるの」と聞くと、たいていは尋ねたこと以上の情報を得ることができます。あちらも商売ですし、「初心者は排除しよう」などという雰囲気はまずありません。

ちなみに、札幌近郊から車で30分~1時間なら、茨戸川(無料)やしのつ湖(有料)などのポイントがあります。

●不安3 「道具をそろえたらお金がかかりそう…」

変にこだわらなければ、子供の小遣い程度で道具は一式揃います。「とりあえず」釣るための道具なら、エサと竿セット(竿・道糸・仕掛け・金網・竿立て・その他)を買っても¥2,000でおつりがくると思います。

もっと安くあげるなら、「自作」という手があります。
竿や竿立ては安価な材料で作ることができます。もっとも、経験がある程度ないと実用にたえる物は作れないので、自作はむしろマニア向けです。それに、こだわればこだわるほどかえって高くつきます

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その1-(1)冬でも楽しめる手軽な釣り

冬の釣りは難しい!

冬の釣りはそのほとんどが、専門的な装備と技術が必要で、釣り場は足元が悪く、厳しい寒さに立ち向かわなければなりなせん。強者だけが楽しめる「マニアの釣り」が多くて、あまり初心者向けとは言えません。

そこで、私がお勧めしたいのはわかさぎの氷上穴釣りです。

氷の穴に糸を垂らす釣りは、寒い時期にしかできないまさに冬ならではの釣りです。氷の上で釣ることができるので、波や流れのある場所での釣りより安全です。氷がしっかり張ったポイントさえ選べば、子供からお年寄りまで楽しむことができます

座ってできるというのも、ファミリー向けの理由の一つです。移動の多い釣りや立ちっぱなしの釣りに比べて、大勢で和気あいあいと楽しめます

釣りの後、わかさぎならウロコや内臓を取ったり3枚におろす必要が無く、そのまま天ぷらや唐揚げにできます。調理の手軽さも初心者に向いています。

このようにわかさぎ釣りは、釣りが初めての皆さんに真っ先に勧めたい、冬のレジャーなのです。

とはいえ、初めてであれば不安を持って当たり前ですね。

 「釣るのは意外と難しいんじゃない?」
 「道具をそろえたらお金がかかりそう…」
 「わかさぎっていったいどこで釣れるの?」

まず、これらの疑問や不安を次のページで一気に解消し、さらにその先へ進みましょう。

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